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入院のご案内
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入院のご案内

入院治療では、医師・看護師・薬剤師・作業療法士・ソーシャルワーカー・公認心理師など、多くのスタッフが協力し治療を行います。

また、療養環境を提供するために、病棟のルールをお守りしていただきます。効果的な入院治療となるために、ご理解・ご協力をお願いいたします。

地域の感染症の状況により、感染対策のため、入院後病状にかかわらず、個室での対応となることがあります。

入院の流れ

1.お問い合わせ

入院相談・病棟見学を随時受け付けております。

入院希望の方は、外来担当医へご相談になるか、地域連携室【 042-623-5308(代表) 】までお問い合わせください。

 

2.入院当日

患者様とご家族様、ご一緒に外来受付までお越しください。

 

3.診察及び入院手続き

  入院治療が必要であるか、担当医が診察します。

  入院が決まりましたら、看護師が病棟へご案内いたします。

 

4.入院時検査

  入院時に血液、胸部レントゲン、心電図、感染症スクリーニング(肝炎・梅毒・HIV・コロナ等)の検査等を行います。

 

5.入院形態について

精神科への入院については、精神保健福祉法で規定されたいくつかの入院形態があります。

当院では以下のいずれかの入院形態をとり、入院同意書にご署名いただきます。

1)  任意入院

患者様ご自身の意思による入院です。

ただし、72時間に限り、精神保健指定医の判断により退院を制限することがあります。

2)  医療保護入院

精神保健指定医によって、患者様ご自身の医療及び保護のために入院が必要と診断され、且つ、ご本人様による入院の意思を確認できない場合や同意が得られない場合に、家族等の同意により入院していただく入院です。

3)  応急入院

   精神保健指定医によって、患者様ご自身の医療及び保護のために入院が必要と診断され、且つ、ご本人様による入院の意思を確認できない場合や同意が得られない場合で、更に、何らかの理由で、ご家族等の同意が得られない場合、72時間を限度として、行われる入院です。

 


ご家族の同意について

・医療保護入院の際には、ご家族などに入院の同意書にご署名・ご捺印をいただきます。

・「家族等」とは、配偶者・親権者・扶養義務者・後見人または保佐人のうち何方か一名で、患者

 様が未成年の場合は、原則として親権者であるご両親の同意が必要です。

・入院の際に、ご家族の身分が確認できるもの(保険証や免許証)をご提示ください。

入院後には、患者様との続柄のわかる公的書類(住民票や戸籍謄本など)の提出をお願いします。

扶養義務者とは

 ・直系血族および兄弟姉妹

 ・三親等内の親族で家庭裁判所において扶養義務者の選任をされた者



入院日にお持ちいただく物

1.  手続きに必要なもの

印鑑(ご本人・保証人)、健康保険証及び医療証、預り金(お小遣い金)3万円程度、入院保証金。

医療保護入院の場合は、身分が確認できるものと続柄がわかる公的書類

(詳しくは、「入院の流れ」の「入院形態について」をご参照ください)

入院保証金

負担割合 種別例 入院保証金(課税対象外)
3割

国民健康保険

国民健康保険退職者医療

社会保険

10万円

1割

2割

高齢者医療対象者

障害者等の公費

国民健康保険の一部

7万円

10割

自費

30万円

0割

措置入院

生活保護

負担0割の公費

0円

2.  入院生活に必要なもの

すべての持ち物にお名前をお書きください。

1)  衣 類:パジャマ、下着、普段着(各5点以上)

     (衣類リースもご利用いただけます)

2)  日用品:洗面用具(歯磨き・シャンプー・ボディーソープ・くし・電気髭剃り)

プラスチック製のコップ2個

     室内履き(転倒防止のためスリッパ・サンダル、ビーチサンダル不可)

     (リース用品もご利用いただけます)

*タオル・バスタオルにつきましては衛生管理上、出来る限りリースをご利用をお願いしています。

        固形石けんにつきましては、衛生管理上使用できません。

         地域の感染症の状況により、感染対策のため、個室での療養はすべてリースの使用となることがあります。


病棟内での携帯電話・タブレット・パソコンの使用は禁止となっております。また、入院患者様への電話のお取次ぎはできません。病棟内に公衆電話を設置しておりますので、患者様からおかけ直しいただくこととなります。



入院費

  • 医療費
    • 翌月10日頃までに請求書をお送りいたします。
      月末までにお支払いください。
  • 預り金(お小遣い金)
    • 毎月3日までに前月分の売店でのお買い物代金、おむつ代、リース代などの清算をさせて頂きます。

入院環境

1.  当院の病棟は、すべて男女混合病棟となります。

敷地内はすべて禁煙となります。

 

2.病室は4人部屋以下となりますが、より良好な入院環境を希望される場合、特別療養環境室(差額ベッド)のお部屋もございます。


緑の棟2F 特別療養環境 金額(1日につき / 消費税(10%)込)
個室(トイレ・洗面台付)  5,500円
緑の棟3F 特別療養環境 金額(1日につき / 消費税(10%)込)
個室(トイレ・洗面台付)  5,500円
個室 3,300円
4人部屋 1,100円
緑の棟4F 特別療養環境 金額(1日につき / 消費税(10%)込)
個室(トイレ・洗面台付)  5,500円
風の棟2F 特別療養環境 金額(1日につき / 消費税(10%)込)
個室(トイレ・洗面台付)  4,400円
2人部屋 2,200円

3.  病棟内への持ち込み品の制限について

1)  携帯電話・タブレット・パソコンの持ち込みはできません。

医師の判断により、病棟外での使用は可能です。

2)  危険物及び貴重品の持ち込みはお断りしております。

ナイフ・カッター・陶器類・ガラス類・ライター・指輪やネックレス等の装飾品など

3)  カメラ等の個人情報にかかわるもの

個人情報の観点から病院内での撮影・録音はお断りしております。また、他の患者様のプライバシーの侵害や迷惑となる撮影および公衆送信(ブログ・SNS等)も固くお断りしております。

  4)その他、生活リズムの維持や療養上の必要性から、使用や使用時間を制限する場合がございます。

  5)詳しくは、担当職員にお尋ねください。


当院でのお持ち込み品に関する盗難・紛失・破損などによる損害に関しましては、一切の責任を負いかねます。



入院生活について

1.  面会

 面会の際、受付にて面会票をご記入ください。

 面会時間(全日)

   午前 10:00 ~ 12:00

   午後 13:30 ~ 16:30

 

注)面会時の差し入れについて

  衛生管理上、生ものや生花はご遠慮ください。

  詳しい内容につきましては、入院病棟にご確認ください。

 

*現在、感染対策のため、面会者が重ならないよう予約制となっております。

  地域の感染症の状況により変わることがあります。

  詳しくは、事前に病棟看護師へお問い合わせください。

 


2.外出・外泊

   外出や外泊は、患者様またはご家族が希望される場合は、主治医の判断が必要となりますので、事前にご相談・ご連絡ください。ただし、病状に応じて制限をさせていただく場合やリハビリのために、外出や外泊をしていただくこともあります。

   地域の感染症の状況により、外出・外泊された場合は、感染対策のため病状にかかわらず個室での対応となることがあります。

         詳しくは、病棟看護師へお尋ねください。

 

3.通信

 入院中の電話や手紙は自由です。電話は病棟内の公衆電話をご利用ください。

 ただし、病状に応じて制限させていただく場合もあります。

 地域の感染症の状況により、感染対策のため、荷物や手紙等の信書は、数日間別保管後、ご本人にお渡しすることがあります。

     詳しくは、病棟看護師へお尋ねください。

 

4.洗濯

病棟内にコインランドリーがございますので、洗濯カードを購入しご利用ください。

ご自身で洗濯が困難な方については、ご家族様が定期的に取りに来ていただく方法と、当院が提供している洗濯代行業者と委託契約をしていただく方法(有料)があります。また、衣類リースもございます。

地域の感染症の状況により、ご家族からお預かりした衣類を数日間別保管させていただき、その後、ご本人へお渡しすることもあります。

 

5.精神科リハビリテーション

 当院では精神科リハビリテーションとして、作業療法(OT)や退院支援プログラム(オアシス)を行っています。社会復帰・家庭復帰など自分なりの生活を取り戻すための治療です。その他、季節を感じていただけるように、病院主催の運動会や夏祭り・文化祭、病棟でのレクリエーション活動も行っています。

地域の感染症の状況により、感染対策のため、作業療法(OT)は病棟内で行うこともあります。
   また、その場合、病院主催のレクリエーション活動も縮小して行われます。

 

6.他科受診

 他科受診が必要な場合は、原則としてご家族の方に付き添っていただきます。

 *地域の感染症の状況により、感染対策のため、定期的な他科受診の場合、先方の病院へ当院が受診の有無を確認し、
     出来る限りご遠慮していただくこともあります。

   また、ご家族の方が付き添っての受診の場合、感染対策のため個室での対応となることもあります。

 

7.相談窓口

 安心して入院療養できるように、医療費等の経済的な問題・入院生活で困っていること・学校や仕事のことなど、患者様やご家族様からのご相談を担当の相談員が対応致します。また、入院中に住所や連絡先、保険証や医療証が変わった場合、ご連絡をお願いします。