7月10日は夏季賞与支給の日。翌日の第2金曜日は恒例の納涼会です。
理事長は賞与とともに思いを込めた職員への長い長いメッセージ(「多摩病院夏季賞与挨拶」)をA3の紙に載せて届けます。さわりをほんの少しだけ紹介しますね。
―「人は自分たちも自然と共生する生物である」ということを忘れてしまっているのではないか、と最近つくづく思います。人の意識は長い年月の間に、「人間社会の中の自分」へと偏り過ぎてしまったようです。人は「生物である自分」と「人間社会の中の自分」といった意識を、バランス良く持つべきです。
(中略)
「人間社会の中の自分」という意識は、今を生き延びるためには必要不可欠かもしれません。しかし、長い目で見れば、“スピード=合理的”ではないことを認識しなければなりません。「生物としての自分」をもう少し意識したならば、発想も替わり、本来の意味で合理的になれるのかも知れません。-
(メッセージの一部抜粋/写真はメッセージに添えられた多摩病院の光景)
