小さな工夫と小さな冬

3月には「小さな工夫発表会」がありますので、ケアアシスタント委員会では11月からその準備を始めました。12月の委員会では、各病棟の仮テーマが発表され、ケアアシスタントリーダーさんが仮発表をしてみました。

 

・いつも職員が全部介助して食事の摂取をしているが、本当に自分で食べる力がないのだろうか、私たちの介助が本来の自分の力で食べる喜びをうばってはいないだろうか、そんな疑問から始まった小さな工夫。

 

・準備しておくことがいいことだと思い込んでいたが、拘束帯が準備された景色にはいっていく入院患者さんの不安や恐怖を考えたら、やめるのが一番。景色を変えるだけで変わったことがある。

 

・それぞれの得意なことを活かし、得意なことを認め合うチームつくりのための小さな工夫。

 

・人員不足ならケアアシスタントさんにお願いしていた仕事をナースが引き受けるのは当たり前と、変えていったらたくさんのメリットも見えてきた。

 

・自分の仕事でいっぱいいっぱいの時、ちょっと手伝ってと言われて、むげに断ればぎくしゃくする。さてどんな工夫をすればいいのか、知恵を絞った小さな工夫。

 

3月の発表が楽しみです。

  

(写真は 多摩病院に実るみかんとゆず、「小さな冬」です